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身体が変わる原理原則!②あなたの体重減少計画、目的に合っていますか?

2016/01/28 ラボ・レポ スポーツ科学の現場から

東京農業大学

応用生物科学部  助教

勝亦陽一

 

エクササイズや食事制限は、何らかの目的・目標を達成するために計画立てて実施されますが、目標と計画が合致していない例が見受けられます。前回お話をした体重減少方法で説明をします。例えば、「体重を減少させたい」場合には、食事の量を減らし、脂肪や糖質が少ない食材を選択する、いわゆるダイエットを行えば、一時的に体重を減らすことはできます。

しかしながら、このような体重減少方法では、脂肪だけでなく、筋量も減少しますので、基礎代謝も低下します。結果として、体重は減少しますが、痩せにくい身体に変わってしまいます。劇的に身体が変わるのを羨ましく思う方もいるかもしれませんが、弊害や危険のほうが大きいと考えられます。そこで、このような間違った計画を立てないための物差しとなる、身体が変わる原理を1つご紹介します。

 

 

 

「日常よりもちょっとだけ運動するだけで身体は変わります」~過負荷の原理~

  

トレーニングによって新たな身体適応(変化)を目指すなら、運動負荷が日常生活の身体活動よりも高いことが必要です。5分でも10分でも、今までやってないのであれば、やれば必ず身体は変わります。ただし、運動負荷が機能の限界を超えた場合には障害を引き起こしますので、いきなり高強度や長時間の運動を行うのは危険です。

なお、厚労省では「健康づくりのための身体活動基準2013、アクティブガイド」の方策として、『+10(プラステン):今より10分多く体を動かそう』を提唱しています。

  

では、この原理を活かして「体重=脂肪を減少させたい」場合にはどのような計画と方法がよいでしょうか。大事なことは、日常生活よりもちょっとでも運動すれば、今までよりも脂肪が燃焼し体重が減るということです。例えば、日常生活の中で、座っている時間を10分減らし、掃除などの家事や趣味の作業など、立位で行う活動を10分間増やすといったことでも良いでしょう。もちろん、このような日常生活の変化によって減少する脂肪や体重はわずかかもしれませんが、安全かつ手軽にできる運動であれば、やらないよりもやったほうが良いのは確かです。

 

食事の量や質を変えるのは一時的な効果も高いですが、手間、コスト、専門的な知識が必要です。寒さの厳しい季節ですから、無理に外で運動する必要はありません。どんなことでも、今までやっていないことであれば、身体は変わります。屋内で安全かつ手軽にできることから始めてみましょう。

 

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